こんにちは!DIY好きのんびりキャンパーの みくゆう です!

ブーツをガシガシ履ける季節が来ましたよ~~~!!
実は無類のブーツ好きです。
今まで履きこんだブーツは10足以上!短靴も合わせたら30足は超えています。
そして秋冬のキャンプと言ったらブーツ!!だと思っています。笑
天候も気にせずに使えて、汚れがついても良い味が出て、使えば使い込むほど経年変化をして、自分の相棒みたいな存在になるのがブーツです。
その中で今回は靴屋でもある私がオススメする高コスパ名作ブーツを紹介していきたいと思います!!
今回紹介するのは
アメリカを代表するアウトドアブランド DANNER(ダナー)から
『DANNER FIELD(ダナーフィールド』
の紹介です。
![全天候型ブーツの傑作「ダナーライト」の魅力を半額以下で 機能充実のエントリーモデル「ダナーフィールド」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]](https://www.asahicom.jp/and/M/wp-content/uploads/2020/01/thum_mustlist_danner_014.jpg)
よく色々なアウトドアサイトや雑誌で掲載されることが多いこのモデル。
最近ではスノーピークともコラボブーツが出ていて、キャンプ界隈でも知名度が急上昇中です。
一体何が魅力でこんなにも人気出ているのでしょうか、
靴屋を代表して、私が徹底解説していきます。
\ この記事の オススメPOINT /
- キャンプで使えるブーツを探している方必見!
- アウトドアブランド『ダナー』を知る
- 完全防水搭載のダナーフィールドを徹底解説
- アウトドア用本格ブーツを3万以下で手に入れよう!
という内容です。
知らない方はもちろん、知っている方もそうだったのか~!と豆知識があるかもしませんので、
是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは詳しく見ていきましょう!!
もくじ
Danner(ダナー)について
まずは知らない方の為に、簡単にアウトドアブランド『ダナー』について説明いたします。


1932年 創業された老舗ブーツブランド。
創業者のチャールズダナーは労働者5人とオレゴン州のポートランドで、仕事用のブーツを作り始めました。
1959年 アメリカで初めてビブラムソールを用いたシューズを開発!
この開発で一気に知名度が上がりました。
ダナーのマウンテントレールが一番登りやすいブーツとバックパッカー雑誌に取り上げられ、ダナーはハイキング業界でプレミアなブランドとなりました。
1979年 靴企業では初めて “※ゴアテックス” を使用したシューズを展開し、「ダナー」ブランドは確固たる地位に。


「軽量」で「快適」、1足、1足を厳選された素材で、時間をかけて丹念に手作業でシューズを作り上げる、アウトドアで使う事を考えられた本気のブーツメーカーです。
アメリカ製のアウトドアブーツと合わせ、日本ではMADE IN JPAN製のクラシックなモデルのラインナップも展開されています。
アメリカ製の有名な代表モデルには ゴアテックス採用の ”ダナーライト” や “マウンテンライト” などがあります。




日本製モデルには郵便配達員のサービスシューズ”ポストマン”やクラシックなスタイルの”マナワ”など幅広いデザインの革靴が展開されています。




ダナーフィールドとは
今回紹介するダナーフィルドですが、2019年に発売されたモデルです。
ダナーが原点に立ち還り、原産国、素材、工程等を見直し、開発されたNEW PRODUCT の1つです。
原型は世界で初めて完全防水ブーツとして発売されたダナーライトをベースに制作されています。
しかしダナーライトはアメリカ国内での生産にこだわっているため、販売価格は本国でも約400ドル、日本国内では税込みで6万円前後とかなり高額なブーツとなっています。
しかしこのダナーフィールドはなんとその半額!!
27500円という驚愕な価格設定です。


カラー展開は
・BLACK
・D.BROWN/BEIGE
・TAN/D.BROWN
の3種類出ています!!
ダナーフィールドのサイズ感は大きめです。
普段のスニーカーの0.5cmか1cmほどサイズが下がると思います。


ローモデルは25300円!!




ダナーブーツでこの価格は考えられなかった!!
しかし発売当初はダナーライトに似ている形という事から、廉価版やエントリーモデルとして紹介されていました。
また残念ながらアメリカ製 でも日本製でもありません。
そう聞くと、機能や品質がよくないんじゃないのか・・・などネガティブな意見が聞こえてきますが、 決してそんな事はない立派なブーツです。
その秘密を次から詳しく紹介していきます。
魅力ポイント① GORE-TEX搭載
ご存じの通りGORE-TEX搭載の完全防水仕様です!!


浸透性も高いので蒸れずらく、雨も入ってこないので、どんな環境でも履ける最強の機能です。
キャンプ中の急な大雨はよくありますが、ゴアテックスが入っていれば何も気にせず、堂々と構えていることができます。
またぬかるんだ地面や水たまりなども、下から水が入ってることはまずないので、安心してキャンプフィールドを歩くことができます。
魅力ポイント② Vibramクレッターリフト採用
ビブラム社のVibram クレッターリフトソールを使用しています。


ソールに黄色マークでvibramと書かれているのはビブラムソールの証です。
このソールは6万円するダナーライトと全く一緒の仕様です。
クレッターリフトソールの特徴は、つま先とヒールを緩やかな曲線でつなげることで、泥の付着や地面への引っかかりを防止していることです。
非常に軽量かつクッション性が高いミッドソールを合わせて使っているため、ブーツ自体が軽量化されるという利点もあるみたいです。
簡単に言うと、軽量で履きやすいです。
そしてビブラムソールは『ソール交換が可能』です!!
かかとがすり減ってきたら、新しいソールに取り換えることができます。
ミッドソール含めてのオールソール交換は15000円前後で取り換えが可能です。
ブーツは長く使い込むほどに味が出て、自分の形に育て上げていけるので、長く使いたい一生物のアイテムです。
ソール交換をしていけば、大げさに言うと死ぬまで一生使えるブーツとなります。
もちろん上側のレザー部分のメンテナンスは忘れずに。
魅力ポイント③ Ortholite® オルソライトインソール
ダナーライトはインソールが入っていませんが、ダナーフィールドには通常仕様でインソールが入っているんです!!


通気速乾性に優れ、なおかつ非常にクッション性が高いOrtholite®(オルソライト)を使用しています。
よくランニングシューズなどにも採用されているインソール素材です。
ブーツに使用すると汗をかいても乾きやすく、さらっとした履き心地を維持してくれます。
「まるでスニーカー」と評されるフィールドの快適な履き心地を生み出す要因となっています。
ブーツ慣れしていない方にはとてもオススメのインソールですよ!!( ゚Д゚)
魅力ポイント④ ソール交換でのカスタム性
②で紹介したビブラムソールですが、違うソールに交換をしてカスタムすることもできます。


より軽量性のソールに変えたり、

違う色のソールに変えてみたり


ごっついソールに変えて男っぽさを更に出したり、
自分のお気に入りのソールにカスタムすることができます。
世界で1つだけのブーツを作り上げれることも魅力的なポイントです。
※ソールカスタムは履き心地が変わってしまうため、メーカーは推奨していません。
あくまで自己責任でお願いいたします。
魅力ポイント④ ダナーライトを彷彿させるデザイン性
なんと言っても、ダナーフィールドはダナーの王道ブーツ『ダナーライト』を原型にデザインされたモデルなので、
格好良い憧れブーツのスタイルを簡単に手に入れられます!!


遠くから見たらほぼ区別がつきません!!( ゚Д゚)笑
ダナーライトに憧れているけどなかなか手が出せない方は、フィールドでも十分にダナーの良さを味わうことができるので、とてもオススメです。
魅力ポイント⑤ 驚異的な価格設定
先程も記載しましたが、一番の凄いポイントはやっぱりこの価格設定ではないでしょうか。
無駄なコスト部分を削り、ダナーライトの約半分の価格まで下げたのがダナーフィールド。


税込み¥27,500 !!
この価格は簡単に出せるモノではないと思います。
初めてダナーのブーツを買うなら、これくらいの値段じゃないと手が出しづらいですよね・・・。
この値段で完全防水とビブラムソールの本格ブーツを味わえるのは本当に凄いしか言えません。
キャンプやアウトドアな環境での使用はもちろんですが、
ファッション要素も高いブーツなので、是非普段履きでもガシガシ使っちゃいましょう。
ダナーライトとダナーフィールドは結局何が違うの?!
一番気になるポイントです!
ダナーライトとダナーフィールドは
生地を切り出すためのパターン(型紙)、シルエットの要となるラスト(木型)も、ほぼ共通なものが使用されています。
では6万と3万のブーツで結局何が違うのか・・・。簡単に違いを説明致します。
- 生産国
- レザーの質
- サイドのナイロン部分
- シューアイレット(靴紐の穴)
- ゴアテックスの縫い方
この5点が大きな違いです。
① 生産国
ダナーライトはアメリカ製に対して、フィールドはベトナム製です。
値段を加味したら、アメリカの工場なんて使えません。そりゃそうなりますね・・。
②レザーの質
ダナーライトはアメリカ産のレザーを使用していますが、ダナーフィールドは生産国ベトナム付近で調達された皮革が使われています。
鞣(なめ)しやコーティングの工程が若干異なるため、フィールドのレザーは質感がマットな感じです。
悪く言うと少しチープに見えるかもしれません。
③サイドのナイロン部分
ダナーライトはコーデュラ社製のナイロンを使用。
フィールドはほぼ同スペックの1千デニール・ナイロンを使用しています。
分かる方にしか分からないかもしれませんが、コーデュラ社の方が、触り心地が固く、強靭な感じがします。
④シューアイレット(靴紐の穴)


ダナーライトは上3つが登山用ブーツ定番のフック(穴に通さないタイプ)に対して、
フィールドは通常のアイレット(ハト目)へと変更されています。
これはシューズを脱ぎ履きする機会が多いキャンプ場や街での使用を想定している為みたいです。
⑤ゴアテックスの縫い方
一番の違いです。
ライニング(裏地)の形状が全く違います。


ダナーライトは全て繋がっている靴下状になったゴアテックスを中に仕込んでいて、防水性とフィット感をよくしています。
それに対し、ダナーフィールドは1枚だけで繋がったゴアテックスではなく、靴底中央部分にはゴアテックスが入れずに、別の防水素材を入れています。


よく見るゴアテックスのシューズはこういった仕様のが多いです。
ここも価格を抑えているポイントでもあります。
下から水が入ってくる心配があるかもしれませんが、ほぼ入ることはない構造になっているみたいです。




他にもタグの種類が違ったり、靴紐が違ったりなど細かいところはありますが、
上記5点が大きな違いとなっています!
一番気になるデメリットとしてはレザーとアイレットの種類でしょうか・・。
ダナーライトを横に置いて比較するとどうしてもチープな印象に見えてしまいますが、ダナーフィールド単体で見ればそこまでは気にならないかと思います。
ダナーフィールドを履いてキャンプを楽しもう!
如何でしたでしょうか。
徹底的に『ダナーフィールド』のオススメをさせていただきました。
もちろんダナーライトにもこれ以上の魅力はたくさんありますが、金額を加味して、ダナーフィールドと天秤にかけると、フィールドに優位性があるように感じます。
初心者から上級者まで扱いしやすいブーツで、デザイン性も申し分ないです。


またダナーフィールドを履くだけであっという間にお洒落なアウトドアスタイルを作れます。
安心・安全・快適なダナーブーツを履いて、足元からキャンプを楽しんでみては如何でしょうか!
靴屋的には圧倒的オススメ商品です(/o\)笑
最後まで有難うござます。それではまた!
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