こんにちは!のんびりDIYキャンパーみくゆうです。
今回はキャンプギアカスタムDIY編です。
やっぱり愛用ギアを更にカスタムしていくのが、キャンプギアの醍醐味ではないかと最近感じております。
既製品をそのまま使っても良いのですが、そこに自分の味を加えて、愛着のあるギアが増えれば増える程、自分だけのオリジナル感あふれるキャンプサイトが出来、居心地の良い最高な空間が生まれると思います。
今回はハンガーラックをレザーでイメチェンさせてみました。
値段もそこまでかからず、私みたいなレザー初心者にも出来るDIYでしたので、是非参考までにお願い致します!
※持っている道具で強引に製作したDIYですので、もっと楽にやりやすい方法がたくさんある筈です。。ご了承下さい。
もくじ
ハンガーラック(インディアンハンガー)とは
キャンプハンガーラックで一番有名なのはこちらではないでしょうか。
MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)
インディアンハンガー




使っている方もかなり多い大人気ギアです。
ティピー型のハンガーラックのことです。
キャンプ時の整理整頓が抜群にしやすくなる万能な商品です。
テントポールからインスパイアを受けていて、パタパタと伸ばすだけで設営が完了する手軽さが魅力で、さまざまなものを簡単吊り下げることができます。
私も最初は使ってなかったのですが、これを使ってから焚き火周りのギアが綺麗に整理されて、快適な焚き火をすることが出来ています。
他のメーカーでも違う名前で同じようなものがたくさん出されている、定番キャンプギアとなっています。
私はミニマルワークスの商品だと値段がちょっと高いなと感じてしまいましたので、
AMAZONで評価の高い、こちらを購入しました。
なんとお値段2990円です!!
かなり強度も高く、組み立ても楽だったので、こちらでも充分に素晴らしい製品だと思います。
今回のDIYについて
今回のDIY内容を発表します。
レザーを使って、フック部分をお洒落に変身!!
です。
インディアンハンガーのここの部分です。


もちろんこのままで使うのも良いんですが、全体的に雰囲気を柔らかくし、そして吊すギアを更に映えるようにしていきたいと思います。
こちらのDIY内容はCreemaで製作されてます、anbowさんの素晴らしい作品から真似させて頂きました。
他にもレザーグッズを多数作っていて、どれもお洒落です!!▶販売サイト
有り難うございます!
DIYで使う道具
私はレザークラフトの道具がそこまでなかったので全て用意できなかったのですが、
穴開けポンチは正確な穴のサイズがあると便利だと思います。
・2mm厚ヌメ革
・穴空けポンチ(穴空けパンチ)
・カッター・はさみ
・カッティングマット
・スリッカー
・ネジ式ギボシ (好みの色)
レザーを綺麗に仕上げていく作業は飛ばしてしまってますヽ(´o`;
あくまで形まで持って行ける最低限の道具としてご認識下さい。
クオリティを上げるなら、更に道具が必要になりますが、誰かに販売する商品ではないので、自分が満足できれば良い為、これでオーケーです。笑
レザーをカットして形を作る


まずはレザーのベルトになる部分の形をカットしていきます。




測りづらいので、思い切って切断しました!
作られた物を壊すのはドキドキしますね!笑
私が使っているインディアンハンガーのベルト寸法は
縦105mm 横20mm でした。
これに合わせてレザーをカットしていきます。


ここで2mm厚のヌメ革を用意しました。
1mmでも良かったんですが、少しチープになってしまう為厚みを出しました。
革の裏側に寸法を書いてみます。


こんな感じしょうか。
最初に上記の寸法で下書きをしまして、先端部分は丸みを帯びた方が可愛いと思ったので、感覚で丸く書いてみました。
これをカッターで切ります。(丸い部分はカッターだと汚くなったので、はさみを使いました。)


1本できたので、仮で入れて確認してみます。


良い感じ!いけそうです。


5本分切りました。曲線部分はうまくいかなかったら、レザーのやすりで調整すると綺麗になります。
これでレザーの型作成は終了です。
ここまできたらゴールはもう少しです!
ギボシを付ける
ギボシて何?!って感じで私も全く知らなかったのです。
ギボシとは?
革の切れ目に金具の突起を差し込んで留めるのが「ギボシ」という留め具です。


こちらがネジ式のギボシです。
片方がネジになっているので、回してはめることが簡単にできます!
種類はシルバー・ニッケル・ブロンズ・真鍮など色々な素材があります。
今回選んだのはゴールドで、頭の大きさは6mmにしました。


まずはギボシを取り付ける穴を空けます。
ここで登場するのが、穴開けポンチです。
2.7mmに近い穴が空けられればOKです。
(使い方はこちらの動画を参考にしてください)


空けたらギボシを差し込んで入るか確認しましょう。


逆側から受け部分を回して止めます。
手で回しても簡単にきつくできるので、ネジ式のギボシは便利です。


横から見るとこんな感じ通っています。
ここまで出来たら、ギボシを入れる穴を2つ作っていきます。


6mmの穴を空けれるポンチがあると便利です。
私は持っていなかったので、小さいポンチでひたすら調整し、大きい丸を作りました。笑
面倒くさいので、ちゃんとしたサイズのあると良いです。
穴を空けた場所に上下に少し切れ線を入れると穴にギボシが入りやすかったです。


こういう感じで穴を使います。


ここでサイズが合っているか、仮に止めてみます。


片方をギボシに通して~


上側も止めます!!
充分でしょう!!個人的には完璧です!笑
これを5つ分作っていきます。
雰囲気出てきました。
ここからは革のクオリティを上げていく作業です。
コバ磨きとオイルを塗っていきます。
コバ磨きに関しては、私は水とスリッカーでしか整えていないです。
より拘る方は磨き剤を使った方が全然綺麗だと思います。
コバ磨きの参考に貼っておきます。
オイルに関しては、DIYの巨匠 @omahadday こと、とも様が使っているこちらを使用しました。
クラフトジャパンから出ている、ニートフットオイルです。


これを塗るだけで、初心者が作った下手な革小物も割と良い感じに味が出ます!笑
2,3度塗りをしてしっかり磨き込むと光沢感が出てくるので、時間がある方は挑戦しましょう。
これだけでも少し違いませんか?!
これを2度・3度と塗る度に深い色味になっていきます。
塗り終わったら革を外で日焼けさせると更に良い味が出ます。
完成
お疲れ様でした!
さぁいよいよポールにつけてハンガーラックにしてみましょう!


1つ付けただけで、もう可愛いです。
全部付けていきます。


お~~!!超良い!!とても良い!エクセレント!!(語彙力なくてすいません。笑)


お気に入りギア吊しちゃいましょう!!
ベルト部分がレザーに変わるだけで一気にイメージ変わりませんか?!
1つ1つのギアがより洗練されて見えます。


そして使い込むほどに革が日焼けして良い経年変化を楽しめるので、使うのがワクワクするハンガーラックに生まれ変わりました。
最後に
如何でしたでしょうか。
誰もがよく使うギアこそ、自分色に変えて周りと差をつけて見ると面白いかなと思います。
縫ったりするなどの難しいレザークラフト技術はいりません。
多少汚くてもレザーだと割と良い感じになります。
作業時間も1時間程度で出来ますし、製作費用も1500円程度で全て揃えることが出来るので、オススメカスタムです。
実用性が良くなるDIYではありませんが、こういったお洒落カスタムは女性でも男性でも好きな方はきっと多い事を願っております!
このDIYが何かのきっかけになったら嬉しいです。
最後まで読んでいただき有り難うございました。
そして更に格好良くする為に、ハンガーラックカスタム第2弾もやっていきたいと思います。
第2弾はこちらです↓



それではまた!


インスタも宜しくお願いします!! @mc____yu