こんにちは!DIY好きのんびりキャンパーの みくゆう です!

愛車の95プラドを徹底解剖します!!!
今回は愛車の95プラドをウッド化した内装を徹底的に紹介していきます。
#95プラドウッド化計画 ←インスタまとめてます。

95プラドの事はよく発信をしてきましたが、内装については今まで細かく書いていなかったです。
そしてよく質問される事が多かった為、詳しく説明していきたいと思います!
少しでも興味のある方の何かの参考になれば嬉しいです。
また、愛車DIY内容を現在2つまとめていますので、まだ読んでいない方はこちらもお願いします。
『95プラドを車中泊仕様にするベッドキットDIYについてはこちら』



『95プラドのバックドアをウッド化にしてお洒落に魅せるDIYについてはこちら』



まずは内装からお見せいたします!




こちらが完成形です。
こんなに最高な景色が95プラドで作れるんです。
天井と壁に板張りをして、車内を全てウッド化に変更しております。
ウッド化にする大きなメリットは・・・
とにかくお洒落になる。
これくらいです。笑
少し大雑把すぎたので、もう少し細かいメリットを挙げるとしたら、
- 壁や天井に穴を空けて、フックを付けたり、棚をつけたりと、内装をよりいじっていける。
- 木の匂いを味わえる
- 調湿・断熱効果がある
などがあります。
もちろんそんな理由を抜いても、とにかくお洒落で最高な空間に仕上げられるのが、板張りDIYです。
それでは詳しく見ていきましょう!!
もくじ
車中泊をする理由
車中泊をしたいと思った理由は、大きく挙げて3つです。
- 宿泊代がかからない為、節約ができる
- 時間や場所に捕らわれない生活ができる
- 非居住空間での生活にとてもワクワクする
このような事から95プラドでも車中泊ができるんじゃないかと考え、
まずはベッドキットを制作し、更に内装をウッド化にすることによって、より自分の気持ちを高められると思いました。
海外や日本でバンライフ(車中泊)生活をしている方って、とても生き生きしている方が多く、1人1人に生きていくパワー的なものを感じられます。
そんな一人に私もなりたい・・・。という事でチャレンジすることになりました。
フォスター・ハンティントンさん(バンライフ先駆者の人物)を見ると、あなたもバンライフ生活がしたくなります。笑
見たことない方は是非1度でも見てほしいです。


写真集も多数出していて、どの写真も美しく『車好きのエロ本』と個人的に認定しています。
車内板張り下準備
まず初めに言っておきます。
95プラドで車内をウッド化にしている方は私が確認した限りいませんでしたので、完全にオリジナルなやり方です。ですので・・
【注意】あくまで素人DIY内容になります。手順ややり方など雑な部分ももちろんござますので、1つの形としてお考え下さい。
正直何回も失敗を繰り返して編み出した設計です・・。笑
天井板張りはかなりの労力を必要としますので、諦めない心をお持ちの方には是非チャレンジして頂けると嬉しいです。
それでは本題に入ります。
95プラドの車内は結構天井が窪みがあったりして、平らではありません。


窓側が斜めになっていて、天井も段差があり、ハンドル側と後部座席側でも天井に窪みが出ているので、難しい形です。
まずは前提としてベッドキットを作成してから、この車内板張りDIYを始めます。



ベッドキットが完成したら、いよいよ準備をしましょう!
※今回はあまり車に穴を空けたり、剥がしたりしたくなかった為、内張りは剝がさないやり方をしています。
いつか余裕がでたら天井に断熱材や防音加工をしたいと思っています。
車内の長さに合わせて、木材を買います。
今回は扱いやすいスギ材を購入しました。
大体の使う枚数と長さを計算しておいて、ホームセンターで長さの出る場所は全てカットしてもらいました。(絶対その方が早いです)
次にヤスリ掛けと塗装を永遠に作業していきます。


約30枚程度を塗装・やすりをやりましたので、腕がパンパンになりこれだけで1日が終わりました( ;∀;)
ヤスリ掛けは枚数が多かったのでサンダーを使いました。
塗装はこのブログでは恒例のワトコオイルを使用しています。




板張りのやり方
まずは車内に壁を作ります!
イメージとしては壁を作ってから壁から曲線部分を繋げて、天井に連結していく形です。
ちょっと言葉だとうまく説明できなくてすみません・・。笑
細かい部分は写真で見ていきます!
まずアシストグリップを内張剥がしとドライバーで後部座席の場所を全て外していきます。


外すとこのような穴が出てくるので、そこの場所に板を張り付けていきます。


こんな感じです。
これで両端の上部にビス打ちをできるようになります。
これができたら、ベッドキットの台座部分と、アシストグリップ部分につけた板を軸にして柱を作っていきます。


途中作業に没頭しすぎて写真を撮り忘れてしまったのですが、角材を使い、柱を4本つけています。
その柱に合わせて、スギ板を隙間なく張っていきました。
これで板壁ができます。
横に壁ができたら、次は壁から天井につなげていきます。
ですが95プラドは内張を剥がさない状態だと、真ん中にしかネジ穴を打てるところがありません。
真ん中の穴のストッパーみたいなものを内張剥がしを使って外し、天井に2カ所打ち込める穴を作ります。
剥がすだけだと、ただの穴なのでナッターを使ってネジを装着できるようにしています。(詳しくはバックドアDIY記事で説明しています)


1枚板を取り付けます。


天井は少し段差があるので、2枚の板を天井部に繋げました。


真ん中から板を順番に張っていきます。
運転手側のルーフが開く窓に合わせて取り付けました。
天井の端の曲線部分が1番難しいのですが、に打ち込んだ板の隙間に短めの板を入れて、そこから天井に連結していくというやり方を考えました。(短い板もネジで壁とくっついています)


こんな感じで間に板を挟んでいます。
少し隙間が出てきてしまうので、板を微調整して入れ込んでいきます。
ここが非常に面倒くさいポイントでした・・・(;_:)


1人だと大変すぎたので、手伝ってもらいます。笑


隙間の場所は幅が短くなるようカットし、はめ込みました。
地獄のような作業です。


隙間を全部埋め込みました。
ついでにバックドアを開けた照明のすぐ横にも穴を打てる場所があったので、板を張り付けてみました。


ちなみに曲線部の板は少しずれてしまう事があるので、板をもう1枚中に入れ、ずれないように固定してみました。


1枚ずつしっかり合わせていきましたが、どうしても隙間が少しできてしまいます。
ただこれくらいなら充分綺麗でしょう!( ゚Д゚)自己満
スギ材は気温の変化で膨張をしたりするみたいなので、今後気にしないようにします。
完成系はこちら!!




びっちり板を張ることができました!!


我ながら、最高の出来でしょう!!


とりあえず座りたくなります。笑
どうでしょうか!!最高に格好良い空間に生まれ変わりました。
正直何の知識もないポンコツDIYキャンパーがここまでできると思っていませんでしたが、何事も頑張れば形にはできるのだと実感しました。
気になる製作費用ですが、車内の木材や塗装代、部品代全て合わせても1.5万は超えていないかと思います。
素人クオリティですが、業者にお願いしたら何人諭吉が飛んでいくか想像もできません。
作業時間は細かく測っていませんが、やり直しなどもあったので累計で20時間程度は使っていると思います。
やっぱり時間がかかってしまい、かなり疲れました・・・。もっと効率よくやりたいです。


ライトも手前に吊るせるようになり、夜の荷物の撤収や積載も楽になりました。
見た目も最高に良い感じです。
壁と天井に板が張れれば、車内のレイアウトはいじりたい放題です。
少し車中泊 が快適にできるようにアレンジを加えていきます。
更にカスタムをする
・カーテン取り付け




窓を遮る用のカーテンを設置してみました。
1930年代の帆布を使っていて、結構拘っています。笑


取り付け方は、木の丸棒と取り付け金具をアイアン塗装して雰囲気を変えて取り付けました。
100均のクリップでカーテンを止めて完成です。




・仕切り棚設置


壁の板張りと窓の間に空間ができるので、間に板を取り付け、物を2段で収納できるようにしています。
こうする事により、バックドアから開けた際にギアが綺麗に隠れ、スッキリとした車内に魅せることができます!
・ベッドキット下扉取り付け




更にスッキリとした印象を出すためにベッドキット下の荷物置き場に扉を付けてみました。
こちらもワンバイ材とスギ材を縦と横に張り付けて、角は丸くカットして車体の形となるべく合わせるように調整しました。
あえての2トーンで縦の色を合わせた塗装をしています。
扉の開け閉めは100均のアーチ型留め金古色仕上げを使い、取り外しできるようにしています。
ちなみにこの扉はアイアンラックにも活用できるようになっています。
車内ウッド化のメリット
・むちゃくちゃお洒落になる


とにかくお洒落で楽しい空間になるというのが1番のメリットだと思います。これに尽きます。
・壁や天井どこにでもネジが打てるので車内のアレンジ性が広がる
写真でお見せした通り、車内全体が木になるので、棚やフックなど自由に取り付けができます。
自分の好きな空間に変えていくことが楽しめます。
・調湿・断熱効果がある
木材が車内に多く入るので、湿度調整と断熱効果が高まります。
・木材の匂いがしていい感じ。笑
などが挙げられます。
車内ウッド化のデメリット
・車検が大変になる
車検については私も詳しくはないのですが・・・。
難燃証明があり、難燃材として認められなければ通りません。
木材の厚みが3mm以上で、難燃材になります。
厚みは超えていて、その上に何も挟んだりはしていないので形式上はギリギリ通すことはできます。
ただ嫌がられるディーラーさんもたくさんいるとのことですので、ここは自己責任の覚悟が必要です。
・車内が狭くなる
ウッド化にすることにより、もちろん車内の面積が狭くなります。
95プラドは室内が広いヴァンなどとは違う為、かなり狭く感じてしまうかもしれません。
自分は身長があるので(183cm)中で丸まらないと座れないです。
今のところ車内は完全に寝るだけの仕様なので、いずれかは2列目座席を取り外して座れるようにしたいと考えています。
・燃費が悪くなる
木材の重さが増えますので、もちろん燃費は悪くなります。
・こまめなメンテナンスが必要
木材を曲がってきたり、ビスが弱くなってきたりしていたらその都度調整が必要です。
メンテナンスの過程も楽しめる人が良いでしょう。
この大きなデメリットを考えた上、それよりも楽しさやワクワクを優先出来る人はやった方が良いと言えます・・・。笑


デメリット多いけど、やっぱり格好良いから止められない!!
まとめ
今回は大きく変更した95プラドの車内ウッド化について紹介させていただきました。
イメージだけでも伝わり、少しでも興味が出る人が増えていただければ幸いです。
間違いなく最高に楽しい空間が仕上がります!!
また私個人の考えですが、
車を乗る上で大事なことは自分がその車に乗っていて、楽しいかどうかを優先しています。
なので燃費のかかるランクルプラドに乗っていますし、内装改造も惜しみなくやってしまいます。
もちろんコスト的な面は増えてしまう事もありますが、所有している車を見たり、乗っているだけでワクワクするので、毎日が楽しくなります。
何かに楽しく生きられる日々は、他の生活にも大きく影響していきます。
仕事、育児、趣味など全ての行動にプラスして大きく繋がると考えています。
今は車を所有する人が減っていたり、シェアやレンタルなどが増えていますが、自分が愛せる車と一緒に生きていく人生もとても深みがあって面白いんじゃいかなと。
いろいろな方に少しでも楽しさやワクワクを共感して頂けることができれば幸せです。
最後まで読んでいただき有難うござます。
それでは良いカーライフを!ではまた!


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